JA/
オゾン層保護のための国際デー LVRSustainable & Extreme E - 1

「オゾン層保護のための国際デー」を記念し、今回は現在の状況、歴史と研究、そして変化のために私たちができることについて考えるための特集を組みました。知識はよりサステナブルなライフスタイルと、より健全な地球を維持するための大切な財産です。より多くの知識を身に付け、あなた自身や大切な人の肌や健康を守るためのLVRSustainableサステナブルセレクションをチェックしてみてはどうでしょうか。

オゾン層保護のための国際デー LVRSustainable & Extreme E - 2

毎年9月16日は国際記念日である「オゾン層保護のための国際デー」です。遡ること32年前、197の国がオゾン層に害を及ぼす、または破壊する物質の使用を段階的に廃止する条約に署名しました。「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」は、1987年8月26日に国連によって承認され、1989年9月16日に施行されました。

オゾンは比較的高濃度のオゾン (O3) を含む地球の大気中の層です。この層は植物、動物、人間に害を及ぼす太陽の高周波紫外線の97~99%を吸収するため、私たちにとって非常に重要な役割を果たしています。

ある特定の化学物質は地球のオゾン層を悪化させており、この減少は以下を始め多くの深刻な健康的リスクを引き起こしています。
皮膚がんの発生率を高める
白内障、失明、眼疾患の発生率を高める
潜在的な免疫抑制または免疫システムの弱体化
日焼けの重症度を高める
皮膚の老化を早める

過去30年間、人間は特定の化学物質の使用を抑制することにより、オゾン層の破壊を阻止するための取り組みを行ってきました。しかし、地表面から15~30km上空にある成層圏にある大気シールドを保護、復元するためにはまだやらなければならないことがあります。

1974年、科学者たちはエアゾールスプレーや冷蔵庫に使用されているクロロフルオロカーボン (CFC) ガスによるオゾン層への脅威を詳述した研究を発表しました。この物質が成層圏に到達すると、太陽の紫外線はCFCをオゾン分子を破壊する塩素を含む物質に分解します。1995年にノーベル化学賞を受賞した画期的な研究により、大気には成層圏の「塩素を吸収する有限能力」があると結論付けられました。

CFCおよびその他のオゾン層破壊物質の有害な影響が認められたことにより、1987年にはこれらの物質の使用を段階的に廃止するという画期的な合意「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が作成され、すべての国連加盟国197カ国により承認されました。この協定がなければアメリカ合衆国ではさらに2億8000万人の皮膚がんの症例、150万人の皮膚がんによる死亡、4500万人の白内障を引き起こし、世界は最低でも25%暑くなっていたといわれています。

オゾン層保護のための国際デー LVRSustainable & Extreme E - 3

モントリオール議定書から30年以上が経ち、NASAの科学者たちはCFCの段階的な減少により南極オゾンが回復していることを初めて証明しました。この地域のオゾン層破壊は2005年以降、20%減少しています。

ダメージは少ないもののオゾンに有害である一部のハイドロクロロフルオロカーボン (HCFC) は、暫定的に現在も使用されています。開発途上国はモントリオール議定書のオゾン層保護基金の援助により、最も使用されているR-22冷媒を廃止する必要があります。次世代の冷却材であるハイドロフルオロカーボン (HFC) はオゾンを破壊しませんが、熱を閉じ込め気候変動に影響を及ぼす強力な温室効果ガスです。

HFCは二酸化炭素やその他の温室効果ガスに比べると排出量はわずかですが、地球温暖化に影響を及ぼすことから2016年、モントリオール議定書のキガリ改正により段階的に削減することが決定されました。2019年1月に施行されたキガリ改正は、今後30年間でHFCの使用を80%以上削減することを目的としています。

オゾン層保護のための国際デー LVRSustainable & Extreme E - 4

レディース

メンズ

A special thank you to Extreme E.

あなたへのおすすめ

IP-0A0057C3 - 2024-05-12T12:55:27.1536560+02:00