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コペンハーゲンに活動拠点を置くDitte Reffstrupと彼女の夫こそ今や巷の話題を独占する北欧のレーベルGANNI(ガニー)の中心人物。ファッション界に国境を越えて何か新しくフレッシュなものを届けたいという熱意に溢れる彼らは2009年からガニーの指揮を執っています。ルイーザヴィアローマが彼女へのインタビューをお届けします。

ガニー - 14

ガニーオフィシャルページのバイオグラフィーにはガニーは夫と妻のチームで運営されているとの記載があります。ご自身の配偶者と働くのはいかがですか?
多くの時間を自分が愛し信頼する人と一緒に過ごせるのは大きな特権ですね。私達はそれぞれ全く違った部分でビジネスに関わっているんです。彼は運営面全般、戦略や戦術を担当し、一方で私は自分の中に生まれてくる感覚を仕事に落とし込んでいます。彼は私の支えであり、私は彼が油断しないようにする見張り役。

どうしてガニーを手がけようと思ったのですか?
ガニーでは典型的な北欧ファッションとは何か違ったものをやりたいと思ったんです。当時あったのはハイコンセプトなスカンジナビアンスタイルかガーリーなBohoスタイルのどちらか。そこには三つ目の選択肢も存在しうるだろうという確信があって、デザインに対してもっとプレーフルでエフォートレスなアプローチをしようと模索したんです。コントラストや色の多用、そこには私が着たい、見たい、と思うものを表現しています。

 

 

GANNI girlを定義するのは見た目の特徴じゃなくて、パーソナリティ。自転車に乗っていて、何事に対しても遊び心があるアプローチができるような少女。

コペンハーゲンファッションウィークで2018年秋冬のショーを拝見しました、このコレクションで一番のお気に入りルックといえば?
ピンクデニムのボイラースーツ。評判も良かったです。

ご出身はデンマークとの事ですが、なぜコペンハーゲンのファッションウィークをお選びになったのでしょう?パリやニューヨークとの違いは?
私達のホームタウンで行われる年二回の大イベントで、友人達を全員集めて大規模なパーティを行う良い機会でもあるし。パリやニューヨークと同じくらい魅力的だし。コペンハーゲンはどこかしらシックでそれにとても涼しいでしょう。私から言うとすれば、ホームと呼べる場所は他にないという事ね。

コペンハーゲンに住んで仕事する事の利点とは? 
家族、友人、自転車、海岸。仕事と喜びが同時に体験できるのが最高、友人の多くは同じ業界で働いているんです。頭の中はいつだって仕事でいっぱいで常にインスピレーションを求めてるんだけど、恵まれた事に、驚くほどに刺激的な人々に囲まれてるから半分の時間は仕事だとは感じないかも。

2018年春夏コレクションでのお気に入りアイテムは?
今シーズン作ったシルクのワンピースが大のお気に入り。夏にぴったりな着やすさがいいんです。素敵なワンピースにはスニーカーを合わせたらもうコーデ完成!

好きな素材は?
目下、デニムに注目しています。ありのままでほとんど正直に表現できるような感覚が好き。

プリントを得意とされていますが、自分が身に着けるとしたら何柄のプリントですか?
私にはレオパード、シーズンや年なんてお構いなし。

レオパードとはトレンドの一つだと思いますかそれとも定番でしょうか? 
定番の一つね。ジョセフィン ベーカーから始まってエリザベス テイラー、デボラ ハリーにケイト モス、アレクサ チャンも、多くのファッションアイコンと呼ばれる人たちは着こなし方を知っていて、絶妙なバランスで取り入れているでしょう。だから、迷った時は、レオパードを選べばいいの。

今後のガニーの展望は?
言っちゃったら面白くないでしょう!

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